ボーイング   The  BOEING  Company

 

BOEING 767 ギャラリー
 

ボーイング 767−400ER

ボーイングのB767-400ER。2000年夏、「767 World Tour」で羽田に立ち寄った時のもの。

たまたまボーイングのHPでTYOも予定に入っていることを知り、仕事をサボって朝から羽田へ。

写真でも判るとおり、胴体が長〜い(-300を6.4mストレッチ→61.3m)。また777LRと同形状のウイングレット(Raked Tip)を採用し、燃費は在来型767より5%向上したとか。

残念ながらこの機体、日本のエアラインは興味なさそう…

この機体デルタ航空向けとのことで、機体型式を“-432ER”と表記しました。

 

BOEING Company

BOEING 767-432(ER)

N76400

 

2000.08.08  TOKYO INT'L AIRPORT (HND/RJTT)

 

B767胴体構造の一部分

かかみがはら航空宇宙博物館』屋内展示スペースに、BOEING 767の胴体構造の一部分が展示してあった。

これは胴体を構成している“外板”と“梁”の一部分で、この写真からも分かるとおり、外板は非常に薄い(1〜2mm程度)金属の板でできている。

この部分は、材質が「2024-T3 アルミニウム合金」で、「4.4mm=0.17インチ厚の板を削って薄くしたもの」ということである。

「飛行機とは分厚い板で頑丈にできている」と思っている人も少なくないと思うが、実際はこのように非常に薄い板を用いている。もし分厚い板で飛行機を造ったら、重くて飛ばないのである。

もちろん大きな強度を要求される部分は、それなりの厚さの板が使われており、この写真の板は最も薄い部類に入る。

写真部分の構造は、ちょうど日本の“障子”に似ている。この構造を用いると、ある部分の外板が破れても、亀裂の成長が“梁”までで止まるので、大きな穴に成長したり、機体全体の破壊につながることがない。いわゆる“フェール・セーフ”構造なのである。

 

 

 

 

BOEING 767

胴体構造の一部分

 

2001.11.23  Kakamigahara Aerospace Museum

 

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