FUJI T-3

国産初等練習機、空自の富士T-3。静浜基地の第11飛行教育団所属機。尾翼のマークは「富士山と２本の円弧」の組合せ。２本の円弧は“11”を表している。

この富士重工T-3の元ネタはビーチクラフトT-34Aメンターで、高出力型エンジンへの換装、プロペラを３翅に換装するなどして、このスタイルになった。

そろそろ新初等練習機T-7に後を譲るとはいえ、T-34登場から半世紀。実に息の長い機体。T-7にしてもT-3を基本にしているわけで、T-34は名機中の名機と言えるのかも…

01-5534

2003.08.24  USAF YOKOTA AIR BASE (RJTY)

FUJI T-3 の エンジン

国産初等練習機、空自の富士T-3。 静浜基地の第11飛行教育団所属機。

エンジンはレシプロ。アブコ・ライカミング社製 IGSO-480-A1F6 スーパーチャージド水平対向 ６気筒。シリンダーヘッド部（片側３気筒分）が見えています。機体は富士重工でも、エンジンは残念ながら（？）ライカミング製です。

機体を見るとごく基本的で素直な形。とても操縦しやすそうだが、ハイパワーエンジン(340ps)にプロペラ機特有のジャイロ効果などで、なかなか難しい点もあるのだとか。

Japan Air Self-Defense Force

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2003.08.24  USAF YOKOTA AIR BASE (RJTY)