2001/08/14

昨日から１泊で、福島県（大内宿、五色沼、喜多方市）を回ってきた。

帰りは「せっかくここまで来たのだから…」と、磐越に乗って新潟空港に寄り、十日町の友人の実家を眺めて（アポ無しの上、彼も帰省していないので眺めただけ）、関越で帰ってきた。

今回の走行距離は889.1km、燃費は20.65km/l。渋滞とエアコン使用のため思ったほどは伸びなかったが、20km/l 超えれば上出来か。

新潟空港で撮った写真は、「Airplanes」ギャラリーを見て下さい。時刻表もチェックせずに行ったけれど、JALWAYS DC-10と大韓航空 B737を撮影することができて、とってもラッキー！

2001/08/15

今日は56回目の終戦記念日。太平洋戦争（≒WW�U）が終わって既に半世紀が過ぎたというのに、今年は特にガタガタしたね。

やはり小泉総理の靖国参拝の影響が大きかったと思うけど、賛否両論あり、そして周辺各国との関係修復と、まだまだ問題山積みたい。

「足して２で割るような“姑息な”やり方、失うものはあっても得るものはない」と言った人もいたけれど、そうかな。小泉総理と違って、「自分のやり方は絶対正しい」と思っている人、他人の意見や気持ちに耳を傾けない人は、周囲との関係を悪くして、結局自分が孤立するだけ。僕にとって彼は相も変わらず、ただ不愉快で“恐い”だけの存在のまま。確かに日本は独立国家であり、今回のことも中国や韓国にとやかく言われる問題ではない。僕もそれは理解できる。でも、それだけで突き進んでいい問題でもないんじゃないか？

あの手の人達って他のアジアの人々を“下に”見ているようだけど、それってまったくおかしいんじゃない？昔日本人は“遣唐使”などを遣わして、大陸や半島から学んでいたはず。漢字って中国の文字でしょ？つまり彼らは日本人の先生じゃない（こんな事書くと「何を昔話しているんだ」と言われそうだ）！いつから驕り高ぶるようになったのかねー。その辺の年寄りが「ちゃんころ」と当たり前のように言ったり、「バカでもチョンでも〜」という言葉が存在する間は、本当の仲直りはできないのかもしれない。

それからもう一つ恐いと思ったのは、実際戦地に行ったであろうお年寄りが、当時の軍服を着て隊列を組み、行進して靖国に詣っていたこと。単に昔を懐かしんでいるだけだろうか？各地の基地祭でもよく見かける。当時苦労をしたであろう世代が、迷彩服でバッチリ決めて…若者にとってはカッコいいファッションという面もあるけれど。あのお年寄りたちの真意は？もう一度アジア諸国を日本のものにしたいのでは？それと小泉総理に「日の丸」振って「万歳」するのも違う気がした。こういうのを見るとアジアの人々は心配だろうなぁ。今日は多くの閣僚がこぞって参拝していたし…日本人って皆同じでないと納得しないようなところが、まだまだある気がする。

僕個人としては参拝してくれて（しかも15日を避けて）良かったと思っている。今回、マスコミが様々な特番を組んだことで、「靖国にＡ級戦犯が合祀されていること」、「近隣諸国の人々にも様々な反応があること」、「特攻隊の若者たちの本当の気持ち」など、今まで知らなかったこと、知りたかったことを視ることができて良かった。

今後、特に中国、韓国との関係はどうなるのだろう。“教科書問題”もまだ尾を引くのだろう。多分例の教科書は、大日本帝国が大陸でしてきたことを正しく記述してはいないのだろう。いつになったら学校で正しい歴史を学べるのか。だいたい趣味で調べても良さそうな「縄文〜江戸」などを詳しく教え、大事な「明治〜昭和」を３学期に駆け足でかじって終わりなんておかしいよね。これって結局“国”の政策？

日本は太平洋戦争を曖昧に教え、中国、韓国などは「昔日本にはひどい目にあったんだ」と詳しく教えていれば、認識にかなりのずれが生じるのは当たり前。それでも、大戦中「母国語を取り上げられ」、「日本語を強制された人々」が、日本人が行くと日本語を話してくれる場面もよく見かける。こうした歴史を思いながら見ると、とても嬉しいありがたい（チョッと申し訳ないような）気持ちになる。

僕はWW�Uのこと、大日本帝国がしてきたことをまだまだ知りたいと思う。どんな過ちをしたのか知ることで、再び間違いを犯すことを防ぐ力になると思う。

50回目の終戦記念日の前後、TVの特番が多いので「もういい加減にして欲しい」と言った人がいた。彼女は僕より年上で、沖縄出身だった。激戦地となった沖縄出身の彼女からそのような言葉を聞いて残念に思ったけれど、まぁ、人それぞれだからね…

まとまりがない文章になったけれど、いろいろなことを考えた終戦記念日でした。

今回の騒ぎで、さだまさしさんの『関白宣言』の騒動を思い出した。「作者の意図とはかけ離れたところで」、「歌詞の一部だけを捉えて」、「たかが“歌”なのに…」、あの現象と何処か似てはいないだろうか。後にさだまさしさんは「ただひたすら、これを歌として受け止めてくれた、95％の人々に、ありがとうございます」と書いている。

多くの日本国民、アジアそして世界の人々が「小泉総理の気持ち」の部分に共感し、冷静に受け止めていればいいなぁ…

2001/08/16

自宅玄関前で、コクワガタのメスを見つけた。意外といるものだなぁ。カブトムシには会ったことはないが、昨年もクワガタは見つけた（やはりコクワガタのメス）。

家の辺りでは今年もセミが少なかった。昨年は都心に行くとうるさいほど鳴いていたが、今年はどうだったのだろう？

それでもセミの種類としては、クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシとひととおり耳にした。ニイニイゼミはすっかり聞かなくなったなぁ。

コクワガタ（メス）　写真左2000.07.13、写真右2001.08.15　撮影

2001/08/28

今日は横田基地にF-16が5機いた（双眼鏡もカメラもなかったので、C型かD型かまでは分からなかったが…）。

その5機を眺めているうちに、R/W 18から別のF-16が2機テイク・オフ。真上、恐らく20〜30mのところをフライ・パスされても耳を塞がずに耐えられたということは、A/Bを焚いていなかった？？F100、F110、F404、いずれもA/Bを焚いたら「バリバリ」ととんでもない爆音を轟かせるからね。

頭上を通過する際、エルロンを細かく動かして機体を左右にロールさせていた。こんなシーンを見たのも初めてかなぁ。ちなみに2機とも右から2番目のハード・ポイントに、赤いミサイル（訓練弾？）を搭載していた。

残りの5機も11時過ぎに、全機離陸していった。

そういえば8/1だったか、やはりF-16が6機並んでいたなぁ…