D i a r y

YAMASANS Diary
 
「日記」というほどでもないけれど、思いついたことがあったら書きます。
 
まぁ、私の独り言を聞いてやってください。
 

2002/01/01

  あけましておめでとうございます

2002年になりました。皆さんどんな新年を迎えていますか?私はこうして、ようやく、久しぶりのHP更新です。

東京は晴天で風もなく、穏やかな年明けです。車も随分汚れているので、この穏やかな晴天を利用して、洗車したいくらいです。

 

私は1984年くらいから、「今年もいろいろ大変な事件事故が起こった年だったけれど、残念ながら来年はもっとひどい年になる」と言い続けているけれど…昨年2001年は本当にひどい年だった。

えひめ丸、大阪児童殺傷事件、武富士放火、花火での将棋倒し、アメリカ同時多発テロ、アフガン空爆、イスラエルとパレスチナの紛争、パキスタンとインドの紛争、歌舞伎町での火災、工場・発電所などでの爆発事故、企業の大型倒産、汚職・脱税事件、芸能人の麻薬その他の犯罪、失業率の増加、株価の下落、世界各地で異常気象…ざっと思いつくだけでも、よくもまぁこれだけの事が起きるものだ。

今年もかなり厳しい年にはなりそうだけれど、頑張らなくっちゃね。

 

2002/01/30

  田中真紀子 vs. 鈴木宗男

なんだか、こんな形で決着が付いてしまったんだなぁ。「けんか両成敗」だかなんだか知らないが…

今回のことは、NGO組織『peace winds JAPAN』の大西さんが新聞紙上で「お上は信用できん」旨の発言をしたことに端を発し、鈴木宗男が「政府に楯突く奴らはケシカランから“アフガン復興会議”への出席を止めさせろ」と外務省に圧力をかけ、田中真紀子が「出席NGOリストに載っていた彼らが、何故急に出席を断られなければならないのか」と一言言って出席拒否が覆った、という流れだったかな。

その後「言った、言わない」の話になり、予算委員会が紛糾。正常化の為に、田中、野上、鈴木の3人を小泉総理が切ることで、事態の収拾を図ったわけだけど、街の声を聞いても、識者の意見を聞いても、やり方を間違えたという感じだね。私もまずいやり方だったと思う。

今回の件に関して言えば、田中外相は正しいことをしたのであって、責められるべきは外務省と鈴木宗男なのだから、田中外相まで切ってしまったことで、街の声は「小泉支持率47%」に落ちていた。田中真紀子人気で誕生した小泉政権なのだから、後任の外務大臣によほど素晴らしい人を据えないことには、国民の支持を完全に失い、“抵抗勢力”に潰されるのも時間の問題との読みが出ている。

この「Diary」でも、「田中外相は常識がない。このまま使っていて大丈夫なのか」と一度ならず書いたと思う。

「小渕総理は“お陀仏さん”」発言に始まり、先の選挙での応援演説で「この候補者がどんな方だか知りません」などと言った。「アーミテージ米国務副長官との会談すっぽかし」、「9.11テロ後の米政府機関の避難先暴露」、「空爆開始を知り、“自ら運転する車”で外務省に駆けつける」、「指輪問題」…数え上げればきりがない。会見の最中、事務方が用意した資料を「こんな物見てられない」とはねのけたのも、見てて気分悪かったねー。

外務省の“膿”を徹底的に出してくれそう、「あの“角さん”の娘だもの、何かやってくれそう」という期待はしていたけれど、見ているうちにだんだん気分が悪くなった。外務省を“伏魔殿”と表現したくらいだから、あそこはそうとうなところで、初めから外務省の連中はけんか腰で、互いに歩み寄るつもりなど無かったのだろう。しかし、それにより日本の外交がぎくしゃくもし、他国を巻き込み迷惑もかけた。このことは田中外相の“非常識さ”に根ざす点も多々あったのでは。

こうしたことから私個人としては、外務省の“膿”が中途半端であるものの「早く辞めていただいた方が…」という気持ちが強くなっていた。しかし、小泉首相はタイミングを間違えた。今まで国民をまずまず納得させられる理由で“切る”チャンスは、何度もあったはず。

さて、この問題。まだまだもめるぞ〜。やれやれ、どうなりますことやら。この不況下で、こんな低俗なことでもめる余裕などないはずなのに。

一番頭に来ているのは、『peace winds JAPAN』かもしれない。かなり強い口調で記者会見をし、今回の細かなやり取りも暴露してくれていたみたい。大いにやって欲しい。鈴木宗男のような勘違いしている議員がいなくならない限り、日本政治の構造改革は進まない。あの男「政府に楯突く奴らに一文たりとも税金はやらない」と叫んだらしいが、勘違いするな!税金はお前の金じゃない、我々国民が納めた金だ!

立川に事務所を構えていた山本穣司は国から秘書の給与をだまし取り、「金儲けの為に議員になった」と言ってのけた。まだまだ国会にはこういう輩がいるんじゃないのかぁ??

 

大橋巨泉が立候補したとき、「えっ?」と思ったけど、もう辞めると聞き、なんだか「やっぱり」という感想。「自分は100万取れると思っていたのに、41万しか取れなかったのが、面白くなかったのだろう」という人もいて、何か納得。

 

雪印も「またか」。今度こそ雪印製品は気を付けて避けて通ることにしよう。

 

2002/01/31

  昨日の続き

お昼のテレビで「田中外相更迭」についてどう思うか、街(東京など)の人や地元(新潟)の人や後援会に取材したものを流していた。

当然の事ながら「真紀子さんは悪くない、何故辞めさせられなければならないんだ」という声が圧倒的に多かった。

そんな中印象的だったのは、田中角栄元総理のお姉さん(つまり真紀子さんの伯母さん)の言葉だった。「真紀子は女なのだから、もう少し自重して周りに合わせるところは合わせてやっていれば、周りの皆さんも盛り立ててくれただろうに…」という意味のことを言っていた。この気持ちが真紀子大臣にあったなら、もう少し違う流れになっていたかもしれない。

「女だから控えめに」とか、「男だからもっと強く主張しろ」とは思わないが、男女関係なく、あまりに“我”の強い人は結局はうまく行かないのではないか。しかし、“伏魔殿”外務省を改革していこうと思うと、高飛車に出るしかなかったのかもしれない。

 

やはり不愉快なのは外務省の野上次官。「次官を辞めるのは構わないが、あんな人(田中真紀子)と一緒に辞めさせられるのは納得いかない」旨の発言をしたとか。この人「プール金事件」の時には、「これからは不自由にやっていくだけです」と言ったそうだね。ほんと、何勘違いしてるのかねぇ。

この人は“キャリア”なんだろうね。いい大学出て、いいところに勤めて…こういう人間の中には「自分は偉いから、他の人間から“搾取”して楽に暮らしていく資格がある」くらいに思っている奴が少なからずいるんじゃないか? だから、予算(税金)をかすめ取り、女につぎ込んだり、馬買ったり(彼はノンキャリアだったが)、裏金作って接待費に充てたりということが当たり前にできるのだろう。

この世に正義がないのなら、せめて、こういう人達が死んでから何処へ行くのか、見てみたいものだね。

 

雪印は「狂牛病で食肉部門の業績低下を心配し、生産地の偽装を行った」とのことだった。しかし今日あたりの報道では「私(関西ミートセンター長)が就任した時点で、既に慣習的に(生産地の偽装は)行われていた」と警察の取り調べに対して答えているという。偽装用のラベルも以前からあったとのこと。ほーらね、やっぱり。

雪印の、ある地位より上の人間は、自社製品を絶対買っていなかっただろうね、きっと。外装は素敵でも中身はどんなものか分かったものじゃない。こうした現実を知っているから、大手他社の製品も買わなかっただろうなぁ…

ところで、他の食品メーカーはやっていないのかな? 何処かの牛乳屋が製造日を偽造して摘発されたこと、以前にあったような…

 

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