D i a r y

YAMASANS Diary
 
「日記」というほどでもないけれど、思いついたことがあったら書きます。
 
まぁ、私の独り言を聞いてやってください。
 
 

2003/05/03

  北陸へロング・ドライブ

しばらく IMPREZA にも乗ってあげていないし、ゴールデンウィークだし…ということで、5/1〜5/2 1泊2日で北陸ドライブへ行ってきた。

コースはナビ(carrozzeria 楽ナビ)任せ。自宅を0630に出発。入間I.C.(圏央道)から乗り、関越を北上。藤岡J.C.T.から上信越道に入り、佐久平P.A.で休憩(0830)。更埴J.C.T.からさらに北上、上越J.C.T.から北陸道に入り、日本海を横目に見ながら西へ(ここでFMからは『誰より好きなのに/古内東子』が流れる(^_^))。金沢東I.C.で降り、兼六園に着いたのが1210。一応平日ということもあり、高速はガラガラ。自宅〜兼六園、走行距離463km、所要時間5h40m、平均速度81.7km/h。かなりいいペース(^_^)。

金沢城址と兼六園を散策。金沢城はすでに天守閣などはなく、石垣といくつかの門が残るだけであった。金沢城は金沢市街を見下ろす“山城”であり、元天守閣があった場所からの 眺めは最高で、また天守閣跡は様々な木が生い茂り(花粉症がぁ (>_<; )、天守閣焼失後400年の時の流れを感じた。

兼六園 苔の庭兼六園はよく整備された広い庭園で、木々の下に広がる苔が見事で、また日本初の噴水も興味深かった。『兼六園』とは「宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望」という簡単には兼ねることのできない六つの景観が同時に兼ね備わった庭というところから名付けられたのだそうだ。なるほど確かに素晴らしい庭であった。

1530兼六園を後にし、金沢市内で給油。ここまでの燃費が14.74km/l。やはり空いている高速では、燃費は伸びる(^_^)b その後、能登道路に 乗り、一路輪島市へ。こちらも車は少なく、海を眺めながらの快適なドライブとなった。

輪島港の夕暮れ 5/1 18:10輪島の宿はオーシャンビューで、目の前は日本海が広がるのみ。夜は美味しい食事と露天風呂と…(^_^) そして翌朝(5/2)は窓の外をトンビが飛び交い、猛禽好きの私は彼らの素晴らしい飛翔をしばし眺めたのでした。

復路は能登道路を南下。米出I.C.で降り、山越えをして福岡I.C.から能越道、小矢部砺波J.C.T.から東海北陸道を通り(城端S.A.休憩)、五箇山I.C.で降りて、五箇山合掌集落 (菅沼)に立ち寄った。

五箇山集落はこぢんまりした集落で、普通の生活の場にお邪魔する感じで、観光地化されていない静かな集落であった(小さな食堂、ちょっとしたお土産屋を営む家はあったが)。合掌造りを大切に今に受け継いでいる人達の努力があるからこそ、我々が観光客として昔の匠の技を楽しむことができるのだという思いを新たにした。

ちなみに五箇山集落の駐車場は無料であった。数人の交通整理員の人件費は、村が負担しているのだろうか? 観光客が入るのだし家屋の維持・管理費もかかるのだから、有料にしてもいいのではと感じた。

白川郷 合掌造り五箇山の次は、メジャーな『白川郷合掌の里』に寄ったのだが…ここはすっかり観光地化されていて、建物自体も最近建てたかのようなきれいなものばかりで、ちょっと期待はずれだった。もっとも時間の関係で庄川の左岸側(主に駐車場、土産屋)と、右岸側は少し見ただけ。右岸側の奥の方に昔のままの家屋が残っているようだ。

白川集落の駐車場は有料であったが、それでも乗用車1日1回500円。つまり何時間停めていても500円というわけで、良心的な料金設定だよなぁ。

白川村からは360号で山越えして、河合村に降りるつもりだったのだが…360号の登り口、国道電光掲示板に「冬季閉鎖」の文字と「車両通行止め」のマークが。「冬季閉鎖なんて、もう初夏でしょ」と登り始めたら「あらゲートが閉まってる。ホントだったのね」。我々素人は“初夏”のつもりでも、「山はまだまだ冬なのだ」と山の厳しさ・恐ろしさを再認識し、「300番台の国道は要注意」ということを思い出した。

というわけで引き返し、158号で高山市に抜けて古川町に寄り道。古川でも古い町並みを散策。お寺の境内では子供たちが大きな石碑の台座に上がり遊んでいて…自分が子供の頃と同じように遊ぶ子供たちを見て嬉しくなると同時に、「都会の子供たちは塾とテレビゲームばかりなのかなぁ」と少々かわいそうな気持ちにもなった。

古川散策を終えて1750。そろそろ給油もしたかったのだがレギュラー\107はさすがに高かったので、先で入れることにしてスタート。158号を東へ向かい安房トンネル(有料)を抜け(158号(一般道)の峠部分と乗鞍スカイラインは“冬季閉鎖中”)、出たところはなんと!上高地への登り口“釜トンネル”入口。「今日この場所を通るとは思わなかったなぁ」とナビ任せ、行き当たりばったりの私は思いながら、すっかり日も暮れた“野麦街道”を松本市へ下ったのでした。

ガスが十分で私自身が元気なら、自宅まで一般道で帰るのも面白かったのだが…くじけて松本I.C.から長野道に乗り、岡谷J.C.T.から中央道へ。燃料計と自分のお腹と相談しつつ、双葉S.A.で夕食、給油(\104なので10Lだけ)し、2125スタート。

八王子の出口が混雑していて16号に降りるのにかなり時間がかかったけれど、2300無事に自宅着。往復共に渋滞もなく、事故に遭うことも見ることもなく、久しぶりのロングドライブは終了したのでした。

今回の総走行距離1131km(自宅〜輪島〜自宅)。総合燃費は14.92km/l(満タン法、ドライブ前後の約24qも含む)でした。

旅の写真は YAMASANS Gallery  北陸Gallery & 東海Gallery にアップしましたので、気が向いたら見て下さい。

 

2003/05/05

  最近思うこと

3月末から“新”YAMASANS LABORATORY の制作に取りかかり、その間にイラク戦争が一応終わり、SARSの大流行があり、統一地方選があり…いろいろなことが起きた。書きたいことはあったのだが。メモくらい取っておけば良かったなぁと思いつつ…いま、思いつく範囲で。

 

● イラク戦争

一応戦闘は終わった。やはり一般市民に多くの犠牲者が出た。幼い女の子の目の前で、彼女の母親と幼い妹が米軍の爆弾によりバラバラにされ殺された。今だクラスター爆弾など不発弾により、大けがを負う人々が絶えない。不発弾の恐怖はこれから何年も続くのだろう。これがアメリカの言う「正義」、「民主主義」なのだろう。

確かにフセイン政権は無くなった。市民はもうフセインの圧政に怯えなくてもいいんだ。しかし現在無政府状態であり、水も食料も医薬品も燃料も、まともに手に入らないという。早急な対応が望まれるのだが、仕掛けたアメリカ政府はどの程度真剣に考えているのだろうか?

アメリカに反発するイラク市民に向かって米軍が発砲したとか、丸1日並んでも燃料が手に入らず「アメリカ軍が悪いんだ」と騒ぎ出した市民に米兵が“逆ギレ”し、彼らが持っていたポリタンクに穴を開け使えなくしてしまったとか…最も慎むべき行為だ。解放軍、正義の味方だったんじゃないのか?

チグリス・ユーフラテス文明を現代に伝える数々の出土品も、略奪の被害にあった。米兵を何人か配置すれば容易に防げたはずだ。このことについて聞かれたラムズフェルドは「我々は自由を与えた。その中には破壊する自由もある」などという間抜けなことを言ったのだそうだ。たかだか220余年の歴史しかない連中には、時の重みというヤツは解らないのか。

しかし…過去アメリカは太平洋戦争において、京都・奈良を破壊しなかった。その当時、学者に意見を求め「異文化である日本とどう戦うか」、「何を破壊し、何を守るべきか」、「いかにすれば日本人はプライドを捨て降伏するのか」ということを徹底的に研究したのだそうだ。残念ながら、現在そのようなことは重視されず、軍に対する学者の発言力はないという。

“やらせ疑惑”もいくつか聞かれる。

「ジェシー奪還作戦」そのものが開戦前から計画されており、あれはまったくのやらせ。米軍の自作自演であり、ジェシカ・リンチが捕虜になったことさえも作られたもの。

サダム・フセイン像を民衆が取り囲み、米軍の車輌がそれを引き倒し、民衆が寄ってたかって倒された像を足蹴にしている…しかしその外側にはだーれもいない。集まった民衆はごく少数。彼らはアメリカが“金(かね)”で集めた“さくら”なのだと。米軍を歓迎する姿も、金をもらったからやっているのだと。これも“情報戦”の一環で、世界に対してアメリカの正義を宣伝しているに過ぎないのだと。

しかし実際に戦場で取材したあるジャーナリストは「正しい戦争なのだろうか?という思いがある一方で、イラクの子供たちの笑顔を見ると、これで良かったのだという思いもある」と正直な感想を語っていた。

ホテルのバルコニーで取材していたロイターのカメラマンは、米軍の戦車に狙い撃ちされ命を落とした。米軍はそこにジャーナリストが(それも西側の)いることを“知って”いた。米軍は「ホテルのロビーからイラク兵の発砲があり応戦した」と発表したようだが、ロビーからの発砲など無かったことはそこにいた取材陣がみな確認しているし、ロイターがいた場所はかなり上の階である。砲撃した米兵は、本当にそんなところから敵が狙っていると(カメラが歩兵用ロケットランチャーに見えた?)思ったのだろうか?

同じ日、アルジャジーラの記者も米軍の空爆により死亡している。そこでアルジャジーラが取材していることは“皆知っていた”というのに…

平時、個人が個人を殺すと罪に問われる。戦時、軍人が一般人を殺してもお咎めなしか? 米軍がばらまいたクラスター爆弾により多くの市民が傷つき続けていることに関し、オランダの弁護士だったか「実際に投下した兵士に命令を下した上官である、フランクス司令官を告訴する」と宣言していた。

 

● 住民基本台帳の悪用

これもなんともお間抜けな話で…かねてから住民基本台帳の危険性は言われていたのだが、政府自らそれを実証して見せた。

自衛隊が自治体に対し、通常開示が認められているデータ以外にも提供を求めていたということが、どうやら自衛隊の“内部告発”で明るみに出たらしい。石破防衛庁長官もさすがに神妙な顔つきで小さくなっていた。

病気の記録や身体障害者手帳の交付を受けているかなど、個人の健康状態に関するデータだったようで、自衛隊が勧誘のDMを送る際に(そんなことしてたんだぁ)「兵役に向かない身障者にDMを送るという“ムダ”を省く」のが目的だったらしい。民間企業には「身障者の雇用促進」を働きかけ、国自身は「身障者はいらない」という考え方なのだ。

ネットなどの手軽な通信手段が氾濫する現代、このような内部告発は増える傾向にあるようだ。一方、自衛隊の古株の頭の中は旧態依然としており「昔からやっていることだから…」と、今回のような行為が違法だという認識さえないのだという(-.-;)

 

● 山田かな子さん

山崎拓・自民党幹事長の“元愛人”として実名で名乗り出た山田かな子さんが、先日外人記者クラブで記者会見を行った。

「顔も名前も出したから、これで彼女は“消される(殺される)”危険が減ったなぁ」などとUFO問題に興味がある私は思いつつ(知りすぎた人は“殺されないため”に、実名と顔を公表することもしばしば)、ラジオとテレビで少しだけ彼女の話を聞くことができた。

会見で「外国人記者の公平な目でこのことを報道して欲しいから、ここで会見をすることにした」と彼女は語っていたけれど、あるラジオ番組では「自民党が唯一“手を回せなかった”会見場が外人記者クラブで、それでここでやったんだ」と報道していた。

記者はほとんど男性で、どの外国人記者も「多分報道しないだろう」と言っていた。まぁそうだろうね。現時点では公費を愛人に使っていたことが証明されたわけではないし…

しかし彼女は外遊にも付いて行っていたというし、その証拠も持っているとのことだから、今後に期待といったところ。会見で外遊先での電話のやり取りを録音したテープを公開していたけど、録音テープって証拠能力あったっけかなぁ??

それにしても驚きだったのは、福岡から“出張”して来て、旅費も宿泊費も自分(彼女)もち。お手当は1回15万円程度…これじゃ足出るでしょ! 当人同士のこととはいえ、何だったの? このような結果になったということは、山崎が“ケチだった”という言い方よりも、“人を人として扱わなかった”ということなんじゃないかな。

「我々の税金を使って女と遊んでた」ことが証明されれば、いくらYKKでも小泉首相もかばいきれないでしょうね。過去、宇野宗佑総理のように“女”で辞めた方もいらっしゃるわけですし、今回も…

ところで“かばう”といえば、あれほどみんなで守っていた「武部農水大臣」、いつの間にいなくなったんですか?(^_^;) ふと気付けば、次の方も秘書問題か何かでガタガタしているんでしたっけ?

私思うんですが、どうして農水大臣って知的な雰囲気の人がいないんですかねぇ。どうしようもないオヤジばかりで…柿沢さんくらいかなぁ、お友達になれそうと思うのは(^_^;)

 

では、続きはまた後日(^_^)/~

 

2003/05/11

  次期レガシィ

私の IMPREZA は、連休中よく頑張って走ってくれたので、ご褒美に今日はオイル交換に連れて行ってきました。6月には12ヶ月点検が控えているので(もう1年乗ったんだなぁ)、「来月でもいっかぁ」とも思ったが、前回のオイル交換から半年になるし…何より!「“次期レガシィ”のカタログをそろそろ見せてもらえるのでは…」という期待をしつつ…(^_^)

担当が早速見せてくれました(アリガトm(_ _)m)、次期レガシィの“本カタログ”(^_^)v 分厚いカタログで、なかなか見応えがあり…それに発表前に(他人より先に)、見られるのが嬉しかったです\(^o^)/

まぁ発表前で(5/24, 25が発表会でしょうか?)いろいろ喋っちゃマズいでしょうから…そうですねぇ、「これくらいなら喋ってもいいか」という範囲で。

● 次期モデルも セダン(B4) と ワゴン があります。

● デザインはなかなか良いと思います。私は好きです。正直インプレッサは、現行モデルよりも私が乗っているひとつ前のモデル(New Age IMPREZA)の方が好きですが、レガシィは現行モデルも好きですが、次期モデルもカッコいいです(^_^)b

● 具体的には書けませんが、とっても良くなっています。ボディ、シャーシ、エンジン、安全装備、トランスミッション…などなど。

発表になったらできるだけ早く見に行きたいと思っています(担当さん、買えないけどゴメンね(^^ゞ)。車好きの人、スバル車にチョット惹かれてる人、4WDが欲しい人、「いつかはレガシィ」と思っている人(^^ゞ…一度見に行くべきですよ!(^_^)b 間違いなく今度のレガシィ も“買い”です!

 

話がらっと変わりますが、今日の『ドライブ A GO! GO!(テレ東/TOYOTA提供)』は、グラビアアイドル(?)吉井怜ちゃんでした。別にファンというわけでもないのですが…写真(グラビア)で見ると、いかにもはつらつとして健康そうな、見ているこちらも元気になる感じで好感は持っていたんですよ。

でも彼女、白血病で死にかけたんですよね。信じられなかったですねぇ、「見るからに健康そうな彼女が…」って。で、“闘病宣言”をして、しばらく芸能活動を休んでいたんでしたっけ。確か骨髄移植をして助かったんでしたね。今日の番組でも「骨髄移植をしたので、もともとA型だったのが、提供者の血液型であるO型になりました」と話していました。復帰してから1年くらいは経つのでしょうか? 追いかけて見ているわけではないので、彼女の姿を見るのは久しぶりのような気がしました。

そんないきさつを知っているので、彼女の元気な姿を見ると「良かったねー」と思う私です。でも「子供を産めなくなることと引き替えに、骨髄移植をすることを決意した」とも以前話していたような…そのことは辛いだろうけど、がんばって生きて行って欲しいなぁと思います。

 

2003/05/14

  最近思うこと その2

今日、「白装束の集団」に対する一斉捜索が行われましたね。あの連中に関して思うことから始めてみましょうか…

 

● 白装束の集団(パナウェーブ研究所)

このところ“急に”世間を騒がせている、白装束の集団。「突然現れた」という印象だけど、何年か前に表に出てきた時のことを忘れてしまっているだけかな?

先日警察庁長官が「オウムの初期に似ている」と言ったからなのか、今日全国の“集団施設?(教団じゃないもんね)”を警察が一斉捜索した。何か出たのか、何かわかったのか、危険はなさそうなのか…それは今後発表があるでしょう。

「オウムの初期に似ている」、「そうは思わない」、コメンテーターやオウムに携わった人々の間でもいろいろと意見が分かれている。私は似ていると思ってます。特に教祖(?)の発言の中に「田中真紀子・高木美保、消滅宣言」とか「私が死んだら全人類を抹殺しなさい」といったものがあるとされる点や、“松本智津夫”が、自分が社会に適応できないことを他人のせいにしていたように、“千乃裕子”も、自分が社会に適応できなかったこと、恋愛がうまく行かなかったことを他人のせいにしている

1998年2月香川県で鉄塔が倒された事件に関して、パナウェーブ研究所は「われわれは関係ない」と言っている。もちろん関係ないかもしれないし、彼らの仕業であるという証拠はない(今年2月までにすべての罪について時効)。そして今日、同じ香川県で「(パナウェーブ研究所の)報道をやめなければ、電波塔を倒す」と予告があり、県防災行政無線の電波塔の数か所でボルトやナット十数個が外されているのが見つかった。

彼らは「我々は電磁波による攻撃を受けている」と言っている。つまり“動機”はあるわけだ。そして思い出して欲しい。オウムは「我々は毒ガスによる攻撃を受けている」と嘘の記者会見をしながら、自分たちでサリンやVXガスを製造し、散布した。パナウェーブも「我々は関係ない」と言いながら、コッソリ鉄塔などに破壊工作をしているのではないか??同じ轍を踏みたくないというのが、警察庁幹部の正直な気持ちだろう。

今これを書きながら「パナウェーブ研究所」のHPを見つけたが(いずれじっくり見させていただくとしよう)、TOPページにはいかにも科学的なことをやっている風な“お誘い”の文面があり、なおかつオカルトに興味がある人の興味もくすぐるようなことが書いてある。これもオウムと一緒ではないか?そもそも“カルト”と呼ばれる集団は、科学(のまねごと)や宗教(のまねごと)やオカルトや恐怖心で人を虜にしていくもののように思える。

私も、科学大好き、オカルトにも宗教にも興味があるのに、絶対にカルト集団に惹かれていくようなことはない。その差はどこにあるのだろう?人間悩みを抱えると、つい間違ったものに救いがあると思ってしまうのだろうか?私はどんな状況になっても、カルトに入信することは考えられないなぁ…

さて、彼らは“電磁波”から逃げ回っているそうだが「“白い布”では電磁波は防げません」。大槻教授が言うように“鉄板でも着て”生活すればいい。自動車はエンジンを掛けた瞬間から“電磁波の塊”と化す。つまり彼らは“電磁波を避ける”と言いながら電磁波の中に身を置いているわけで、カルト集団に見られがちな“自己矛盾”を露呈しているわけだ。

“共産ゲリラの電磁波攻撃”などと意味不明なことを言っているが、今どき共産ゲリラなど存在するのか?(昔は居たの?共産ゲリラ)そしてその共産ゲリラが、電磁波兵器を使って全国民(全人類?)を共産化しようとしているなどと本気で思っているのか?まさか確信犯だと思うが、末端の信者(?)が完全に騙されている恐れは大だね。

彼らが写真で示した「電柱に設置された電磁波兵器」とされるループ状にに束ねられた電線は、最近敷設が進んでいる“光ケーブル”の終端・接続部分では?電線(銅線)は小さく曲げても問題ないが、光ケーブルは大きなRで束ねないとガラス繊維が折れてしまう。この光ケーブルを指して“電磁波兵器”と騒いでいるのでしょう。光ケーブル自体は電磁波出ないんじゃないですか?ね、フレミングさん!

千乃裕子代表は、もう12年間も「私は癌で、間もなく死ぬ」と言い続けているらしい。診断書が示されていたけれど、全身癌に冒されているそうですねぇ、お気の毒に(^_^;) 診断書が本当なら、横になっているのも辛いはずで、食事を取るなど不可能。モルヒネなしではいられないはず。ずいぶんお元気そうですけど…本当に癌で苦しんでいる人に失礼です!その代表の言うことを、「私は天上界からエネルギーをもらっているから、癌に冒されていてもこうしていられるのです」という言葉を、取り巻きの人達は信じているのかなぁ…“裸の 王様”だよ!誰かが「嘘つきだ!」って言ってやればいい。でも、ダメかな…"You're Liar !"と言われた上祐史浩はいまだにオウムのトップだもの。

ちょっと長くなりましたね。今回マスコミが取材することで、彼らに対する監視の役目も果たしたと思います。それはいいことですが…彼らの車が20台、マスコミが70台。取材ヘリが飛び回り、夜もうるさくて眠れない。マスコミが、ゴミは捨てる、立ち小便はする…困ったことです。

これはコメンテーターの皆さんも言っていたことですが「個人が同じことをやったら、即逮捕されるだろう。集団になると、何故許されてしまうんだ?」

 

● SARS報道の中で

これもなんともお間抜けな話で…2週間ほど前の、アメリカ3大ネットワークのインターネット版ニュースだったか、ニューヨークタイムスかワシントンポストのインターネット版だったか…

見出しが『SARSにより日本で死者5人』となっていて、記事を読むと「香港で5人死亡〜云々」と書いてあったそうです。私も見つけて、ちゃんと読んでみれば良かったのですが。

つまりどういう事かというと、見出しには『“日本で”死者が出た』と書いてあるのに、記事を読むと香港のことしか書いてない。アメリカでは“一流の”メディアでさえ「香港は中国である」ということがわかっていない。信じられます?アメリカ人にとっては、日本も、中国も、台湾も、韓国も、北朝鮮も…“漢字”という意味不明な“絵”を使ってコミュニケーションをとる人種は、みーんな一緒なんです。

世界地図というと日本が真ん中にあって、右(東)にアメリカ大陸、西の端がヨーロッパとアフリカと思っているかもしれませんが、大きな間違いです。世界(欧米?)で通じる地図は、真ん中がイギリス(グリニッジ標準時がある経度0゜)で、アジアおよび日本は東の端の“取るに足らない”地域なのです。極東(Far East)という言葉のとおりです。だからアメリカ人はいまだに、香港がどこにあるのか知らず、日本の一地方都市くらいに思っているのです。

これと似てる話かな?ロサンゼルスで5/7に行われた『マトリックス リローデッド』のプレミア試写会に、日本人としては異例(?)の出席となった宇多田ヒカル。これをREUTERSが「日本の歌手アイコ」(英文記事見つかりません、ごめんなさいm(_ _)m)と伝えたとか。現場で「宇多田コール」もあったというのだから、全米デビュー前に既に一部ではメジャーな(?)ヒッキー。それをあのロイターが“アイコ”と伝えるなんて…で、どっから出てきたの?アイコって??(-.-;;

 

まだ続くかなぁ…(^_^;)

 

2003/05/17

  最近思うこと その3

しかしまぁ、次から次にいろんなことが起きるねぇ…

 

● “理想的な”銀行??(-.-;;

ついに、政府に対して「お金ちょうだい」と降参してしまった「りそな銀行」。4月でしたっけ?、「あさひ」と「大和」が合併して、新たに“理想的な銀行”を目指し、「りそな銀行」としてスタートを切ったの。「危ない」とは言われ続けていたけど、合併したにもかかわらず、アッという間でしたね。

実は私、「りそな」に口座持っているんですが、貧乏人なので(^_^;; “保証限度額”に遥かに及ばない額しか積むことができず、のんきに構えてます(^^ゞ

それにしても銀行っていいですよね。潰れそうになると“政府”が“税金”を“2兆円”もくれるんですから!「経済に与える影響を最小限に…」って事で仕方ないのかもしれませんが、なんか納得いかないです。一般企業ならとっくに潰れてるだろうに。

日産みたいに“ゴーンさん”に来ていただいて、自分でなんとかしてみたら?まぁ彼のやり方が皆に受け入れられるものとは思わないし、さすがのゴーンさんでも銀行の再建は無理?ダイエーには、公的資金入ってます?すいません、勉強不足で…

週明けの東証どうなりますかね?「よそも続くか?」と不安になり、下げるか。「政府が本気で対策を取る」と上げるか(それはないな)。生保の予定利率引き下げもありそうだし、株にいい話はひとつもないなぁ…(-.-;)

 

● プロ意識の欠如

台湾人医師が関西方面に観光に訪れて、台湾に帰国後、SARSを発症したそうですね。「潜伏期間で感染に気付かなかったのなら仕方ないか」という話にもなりそうだが…

報道によれば、この医師、台湾でSARSの患者を診察していたそうじゃないですか!それなのに何故“のこのこと”、“のんきに”日本に観光にやってきたのでしょう???本物のプロならば、SARSの危険性を認識し、感染拡大の可能性を考えて、台湾での流行が終息し、医師自身も感染していないことが確認できた後に、観光に出発すると思うのです。やはりこの医師は“プロ意識”が欠如していると言わざるを得ません。今のところ、幸い日本国内では発症した方はいないようですが…

この期に及んで、どうも政府の対応はあやしいようで。大阪府知事も強く批判しているようですね。

「有事関連法案」が参院に送られました。前回、大橋巨泉氏が「いつ必要になるかわからない法案を審議している暇があったら、失業者対策をやれ!」と痛烈に批判していましたが、今回も「SARS対策の方が先だろ!」と言ってやりたいです。どうして日本を動かしている(?)連中は、Priorityってことがわかってないのかなぁ…真剣にやってないよね。まぁ、連中を選んでいるのは、我々日本国民なんですがね。

 

● 五味宏基 記者

ヨルダン・アンマンのクイーンアリア国際空港で、毎日新聞記者・五味宏基容疑者が所持していた爆弾様のものが爆発し、空港職員1人が死亡、5人が負傷した事件から半月が経過した。

数名の上司がヨルダン入りし、遺族、被害者、国王などにわびて回った。(欧米の)常識からすれば、今回のように被疑者の上司が行って、頭を下げて回るというのは異例のことらしい。また、ヨルダン人は「誠意を持って謝罪すれば、受け入れてくれる」という、いわば日本的な国民性の人々だということで、一応“故意ではなかった”と理解されていることもあり、軽い罪で済むようだ。

共同通信の報道によれば、爆発物を拾った時の状況について「手に持ち地面に投げ付けたが爆発しなかった。既に使われ爆発したものだと考えた。調べたところ一部が空洞だった」と供述。さらに「わたしはこうしたことがあった場合、注意深く、疑い深い。仕事の中で、子供たちが爆発物で遊んでいて、爆発した多くのケースに遭遇したから」と述べ、爆発物でないことを確信していたということだ。

しかし、どうなんだろう。そんなものを“手に持ち”、“投げ付ける”時点で「この人、アウトでしょ」と思うのは私だけだろうか?こんな結果を招いておいて「こうしたことがあった場合、注意深く、疑い深い」とは恐れ入るね。平和な日本で、冷静に見ているからそう言えるのだろうか?

イラクの子供たちの方が、どれが安全で、どれが危険かをよく知っているように思う。破裂してボロ雑巾のようになった砲弾の破片を拾い上げて「これはもう爆発しているから安全だよ」というイラクの子供の映像を見たことがあるような気がする(もちろんそれが“劣化ウラン弾”の破片ならば、安全ではないのだが)。

良識ある記者の人達は「決して何かを持ち帰ろう」とは考えないと言っている。せいぜい「道端に落ちていた紙幣くらいだ」と。しかし、どうしても持ち帰りたい人が大勢いるようで、確か米FOXテレビの記者は、博物館からの盗品をアメリカに持ち帰り逮捕されている。

亡くなられた方、ケガをされた方には申し訳ないが、これが空港で発見されたことは幸いだったというべきだろう。もし五味記者と共に飛行機に乗り、上空で爆発していたら…想像しただけでも恐ろしい。

現時点で、戦場取材に行く記者に対する“マニュアル”のようなものは無いらしい。毎日新聞が行った記者会見で、何処かの記者が「安全教育はどうなっていたんだ?」といった“トンチンカンな”質問をしたとも聞いているが(相手は子供じゃないんだぞ(-.-;)、「安全マニュアル作り」的な方向に向かうとの話も出ているようだ。「何か違うんじゃなぃ?」と思うのだが…今後このような悲劇が起きないことを望む。

 

● 正しい銃器の扱い方

五味記者は「何で不発弾を危険と思わなかったんだろう」といろいろ考えていたら、中学生の頃に読んだ(一応)航空雑誌に書いてあった「正しい拳銃の返却法」を思い出したので、蛇足ながら書いておきますね。確か横田基地で取材したものだったと思います。

 

1    砂を入れたドラム缶(?)に、拳銃を突っ込みます(砂に銃口を“突っ込む”わけではないですよ(^_^;))。こうすることで万一暴発しても、自分や周囲がケガをせずにすみます。

2    弾を抜き取ります。

2-1 リボルバーの場合。シリンダーを開け、弾をすべて抜きます。シリンダーは開けたままにします。

2-2 オートマチックの場合。マガジンを外し、弾をすべて取り出します。またスライドを引き、バレルに送られた弾も抜き取り、スライドは引いたままにします。

3    銃を相手に渡します。弾が入っていないこと、発射できる状態にないことがはっきり分かるようにします。

3-1 リボルバーの場合。相手にグリップを向け、シリンダーを開けたまま、フレームを持って渡します。

3-2 オートマチックの場合。相手にグリップを向け、スライドを引いたままの状態で渡します。

 

Vシネマなどの記者会見で、カッコイイ女優さんがピストルを持ってポーズを取ったりしますよね。あるいは映画のポスターでカッコイイ男優さんがピストル構えてたりしますよね。あれって、私「カッコ悪いなぁ」と思うのですが…何がカッコ悪いかというと、必ずトリガに指をかけているんですよね(あれぇ?007 DIE ANOTHER DAY の PIERCE BROSNAN も(^_^;))。プロは“銃を撃つ直前まで”、トリガに指をかけません。トリガガードに、人差し指を真っ直ぐに伸ばし“載せて”いるだけです。不用意に発射してしまうことを避けるための“常識”です。

随分前になりますが、深夜ファミレスに強盗に入った中年の男が、恐らくトリガに指をかけたまま、人質に何かしていたのでしょう。人質になっていた女子大生の頭部を撃ってしまい、彼女は意識が回復することなく帰らぬ人となりました。犯人の男は、その後自殺しているのを発見されています。これはオートマチックだったと記憶していますが、セーフティをかけていたら、トリガに指をかけていなかったら…殺人および自殺というふたつの悲劇は起きなかったかもしれません。

イラクに駐留する米兵の映像を見る機会があったら、彼らの手元に注目してみてください。M16A2を持つ彼らの人差し指は“ピーン”と伸ばされています(^_^)b

 

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