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ISUZU GEMINI C/C-X 1700 TURBO DIESEL


ISUZU GEMINI TURBO DIESEL

「私の愛車」のページですので、まずは以前乗っていた『ISUZU GEMINI C/C-X 1700 TURBO DIESEL(JT641F)』について語りましょう。興味のある方は、お付き合いください。上の写真、手前がGEMINI、奥にかろうじて写っているのが現在乗っているIMPREZAです。

GEMINIは元々父の愛車で、その後私が譲り受けました。平成3年3月('91ソ連邦崩壊の年)新車で登録。約11年4ヶ月、走行距離72,087km。特に大きな病気(故障、事故)もせず、よく頑張って走ってくれました。遠くは九州長崎まで数回。また、東北にも何度か長距離ドライブをしたGEMINI君です(^_^)v 私の所有になってからは、各務原や香嵐渓にも行きました(Gallery, Diary参照)。

写真からも判るとおり車の形は4ドアセダン、色はシャンパンゴールド(アンティークシルバーメタリック)。

エンジンはディーゼル。水冷直列4気筒SOHC インタークーラー付ターボ(型式記号4EE1、もちろん横置き)。排気量1686cc。最高出力 88ps / 4500rpm、最大トルク 17.0kg・m / 2500rpm で、車検証の車輌重量1,100kgから算出されるパワーウエイトレシオ12.5kg/ps、パワートルクレシオ64.7kg/kg・m。燃料タンクは47L。

ちなみにインタークーラーは、バンパーの左ウインカー下の穴の奥。10cmx15cmくらいの小振りのラジェータが付いています。

駆動方式はFF。ミッションは5M/T。運転することが好きな父は「A/Tなんて…遊園地のゴーカートじゃないんだから、面白くも何ともない」と、古くはDAIHATSU FELLOW MAX (360cc)やMAX CUORE (550cc)から、CHARADE (GASOLINE 1台 & DIESEL TURBO 2台)、そしてISUZU GEMINIに至るまで、ずっとM/T車に乗り続けました。

そんな父の車を借りて乗っていましたので、私も免許を取って以来、ず〜っとM/T車に乗ることになりました。最近は仕事でA/T車に乗っており「A/Tは楽だなぁ」と思うこともありますが…「やはり自分の車はM/Tじゃなくちゃ」という感じです。

もう少しGEMINIの装備を挙げておきましょう。タイヤは175/65R14。ブレーキは何と!前ベンチレーテッドディスク/後ディスクなのです。なかなかいい効き味でした。そしてオートエアコンを標準で装備。集中ドアロック、パワーウインドウも標準装備。ABSはオプションで、付けませんでした。納車された時は「車格、値段の割に装備がいいなぁ」と思いました。そういう時代だったのでしょう。

わりと知られていないことですが、このGEMINIは“4WS”なのです!リア・サスが西堀さんというエンジニアが考案した『ニシボリック・サスペンション』で、リンクやブッシュを工夫することで、レーンチェンジなどで車に横Gが掛かると、後輪によじれる力が発生することを積極的に利用、車を安定させるもの。なかなかISUZUらしい、控え目なパッシブ4WSでした。あまり意識はしなかったけれど、高速のレーンチェンジや急ハンドルを切った時などは、効いていたのでしょうね。ハンドリングも車の挙動も好きでしたよ。

まぁ“走り”に関しては…ディーゼルですからね(^_^;) 発進では周りの車に置いて行かれていました。あまり黒煙を吐かないように、気を遣ってましたし。それでも適正なギヤを選び、ターボもうまく使って走れば、なかなか楽しい車でした。

高速では140km/h overくらいは出したことがありますね、一度くらいですけど。名神で周りの車の流れに乗っていたら、あらビックリ。140km/hを超えていたというわけです。チョット怖かったかな(^_^;;

私も父も、高速では80km/h〜110km/h程度の経済的な速度で走ることが多かったです。記録に残っている最高燃費は、自宅を満タンでスタートし中央道八王子から乗り、中国道勝央S.A.(岡山)で給油。682.1km/26.7L=25.5km/Lというのがあります('91.05)(^_^)v

私が本格的に燃費を記録した、'00.01〜'02.06の総合燃費は15.92km/Lでした。この間にDiaryに載せた、郡上八幡(21.34km/L)、福島・新潟(20.65km/l)、香嵐渓(21.70km/L)方面へのドライブがあります。夏場は12km/L程度、その他の季節は14km/L〜16km/L程度は走っていましたね。最近はアイドリングストップも積極的にやっていたつもりです。車通勤はしていませんので、燃費はいい方でしょう。

ディーゼルの利点として、このように“燃費がいい”ことは皆さんよくご存知でしょう。燃料自体も安いですし。500km走ったときにいくらかかるか?近所のセルフスタンド('02.12)で、

ガソリン  10km/L として 50.0L x @\93 = \4,650

ディーゼル 14km/L として 35.7L x @\68 = \2,428

こんなに違うんですよね。

ディーゼルの利点はこれだけではありません。低回転でピーク・トルクが出るので大変扱いやすく、エンジンに“ねばり”がありノッキングを起こしにくいのです。発進であまりアクセルを踏まずにクラッチをつないでもエンストしにくいですし、渋滞時など、多少の坂ならアクセルを踏まずとも、1速、2速あたりに入れておけばスイスイ登っていきますしね、ノッキングもせずに。

ラフに扱ってもノックしないからといって、適正なギヤにシフトダウンせずにアクセルを“ベタ踏み”し、回転が上がって加速するのを待っていては無駄に黒煙をまき散らし、環境にも“お財布”にも悪いので、これは慎まなければいけませんが…

「黒煙を吐く」とか「ガラガラうるさい」とか、近年やり玉に挙げられているディーゼル車ですが、上手に使えばとてもいい内燃機関だと思うのですが。点火プラグがない分電気系統も単純で、故障も少ないのではないでしょうか。どんなに寒くても絶対に一発始動だし(最近はガソリン車もEFIのお陰で掛からないということはありませんが)。日米では嫌われ者のディーゼル車ですが、ドイツではいろいろ工夫して大事にされていると聞いたことがあるような気がします。

「これ(低燃費)だからディーゼル車はやめられない」と言いつつ、石原都知事にいじめられようとも、高年式になろうとも「平成16年までは乗ってやろるぅ」と思っていたのに、何故IMPREZAに乗り換えてしまったのか…まぁ“勢い”って面はありますが(^^ゞ その辺りの話はIMPREZAのインプレッションに譲るとします。

IMPREZA購入の際に下取ってもらったGEMINIは、既に東京圏では商品価値がなく、東北の業者が買い付けていったと聞きました。今頃どうしているかなぁ。いい人に乗ってもらって、可愛がってもらえていれば嬉しいです(^_^)

ちなみにGEMINIとはふたご座(双子宮)。そしていま乗っているのがSUBARU。すばる(昴)とは、牡牛座にあるプレアデス星団(有名な六連星)の和名。星の名前を持つ車を乗り継いだのは…ほんの偶然です。

(2002.12.23記)

 

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