T E S T D R I V E
SUBARU New LEGACY B4 2.0i 試乗 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2003/08/24 午後、天気 曇、路面 ドライ、試乗コース 国営昭和記念公園周辺
お盆休みも終わった8/23, 24、『スバルお客様感謝デイ』が開催された。当然のことながら、IMPREZAユーザーである私にもお誘いのDMは届いていたのだが、担当セールスがわざわざお誘いの電話をくれた。「全車種で合計10数台の試乗車を用意してお待ちしております」という。「乗ったらまたレポートを書かなくちゃ…(^_^;)」と思いつつも、セールスの言葉に乗せられて出掛けてきました。 8/24午前は暑い中『米軍横田基地・日米友好祭』に遊びに行き、午後は少し昼寝をしたので、スバルの営業所に入ったのは16:30頃だった(^_^;) いつもの「愛車無料10ポイントチェック」をお願いして、さてその間に今日の試乗車は… 「今度のLEGACYはDOHCのNAがかなり良いできだが、SOHCも十分なできでしょう!」というセールスのチョイスで、セダン(B4)の2.0iに試乗させていただいた。ミッションはE-4AT、色はリーガルブルー・パール(紺)であった。 これも前回のWAGON 2.0R同様入りたての試乗車で、ODDは20km少々。 コックピットに収まり「やはりLEGACYのシートはいいなぁ…」などと思いつつ、エンジンスタート。一旦振り切れるメーター指針とエンジン始動音を愉しみつつ、ソロソロとスタート。「セダンだぁ」と思いながら走ると、先日のワゴンよりも軽快な気がする。先日試乗した、ワゴン2.0Rは1,380kg。E-4ATで180PS / 20kg・m。今日はセダン2.0iで1,330kg。E-4ATで140PS / 19kg・m。馬力では40PS劣るものの、車重は50kg軽く、トルクが1kg・mしか劣らないためか、私にとっては十分に速く、愉しく走れる車であった。いろいろなHPを覗いてみると、「2.0Rはパワーが足りない 、発進が今ひとつ」などという感想も見かけるが、I's SPORTユーザーの私には、2.0iでも十分ですよ(^_^)b ハンドルは私のIMPREZAと比べるとやや径の小さいもの。これでもGT系よりは、少し大きいのかな? 操舵感については、やや重め(I'sは軽いからねー(^_^))。しっかりハンドルを握り、しっかり切って、しっかり戻す、といった印象。交差点での立ち上がりで、ハンドルが自分で戻ろうとするのを利用して“スルスル”と滑らせて…というのはチョット無理があるようだ。「自分で操る車」、「走りを愉しむ車」、“ドライビング・スペシャリティ”としてのB4のハンドリング設定なのだと思う。このあたり、いかにもスバルらしいと思うのは私だけではないだろう。2.0GTや2.0GT spec.Bのように215/45を履いていると、さらにハンドルが重く路面からの蹴返しも強くなるのだろうが、2.0iは205/55R16。乗り心地についても、硬すぎず柔らかすぎずといった、実用的でより多くの人に受け入れられるレベルに仕上げてあるのだろう。 今日の試乗コースには幅の広いストレートが何ヶ所かあり、“交機”に追われない程度に踏み込んでみることができた。2.0Rの試乗レポートにも書いたが、NEW LEGACYはとても静かな車。エンジンにも手を入れて、等長等爆エキゾースト・システムの採用により、特に2.0TURBOで特徴的だった“ボクサーサウンド(ブロロロッ)”が消え、より洗練されたエンジン音・排気音となった。静かになって「音を愉しむことはできないのか?」というと決してそんなことはなく、LEGACYの“愉しみ”のひとつとして開発陣は“音”もチューニングしてくれた。SOHC NAの2.0iでも、2500rpm〜3000rpmあたりからキャビンに漏れ聴こえてくる“New BOXER SOUND”は心地よく力強いものだったし、特にこの辺りからの加速は必要十分で、その感じはマイルドでなかなか気持ちが良かった。 多少タイトなコーナーもある試乗コース。せっかくの“スポーツシフトE-4AT”。マニュアルでのシフト操作も愉しんでみた。メーターパネル内に「何速に入っているか?」がデジタルの数字で表示され、そのすぐ横には縦に並んだ▲▼が点灯/消灯することで、「シフトアップ/ダウン可」とか「シフトアップは未だ早い」とか、アシストしてくれるのは面白く、ありがたかった。ちなみにマニュアルモードで2速や3速のまま停止しても、自動的に1速に落ちた(あたりまえか?(^^ゞ)。 New LEGACYでは、燃費をリアルタイムで表示することができる(旧型はどうだったのだろう?)。で、私は意識していなかったのだが、助手席のセールスが燃費表示を操作しながら、「試乗を始めた時に7.9km/ 程度だった燃費が最高で9.0km/ 程度まで伸びた」ことを教えてくれた。「やまさんが乗り始めてからこんなに伸びましたよ。ECOモードも使わずにすごいですね」とほめられちゃった(*^_^*) やはり私の運転は省燃費運転であるようだ(^_^)v リアルタイムで燃費を知ることができれば、私のような者には愉しいもの。IMPREZAにも付けられる、安くて正確な燃費計はないものか?? New Age IMPREZA I's SPORTのエアコン(マニュアル)はあまり強くは効かないのだが、LEGACYのエアコン(オート)はよく冷えた。最初18℃に設定されていたのだが、あまりに効き過ぎるので徐々に上げていき、結局26.5℃で快適だった(外気導入/天候・曇)。私はあまり冷やしすぎない方が快適と感じる方だと思う。 試乗も終盤に差し掛かったところで渋滞に巻き込まれてしまった。私にとっては地元の道。狭い裏道に逃げることにした。モデルチェンジで3ナンバーになったLEGACY(全幅1730mm)。全長は4635mm(IMPREZA WAGONは4415mm)。壁が迫り駐車車両もあり、切り返さなければチョット不安な角もあったが、あまりストレスには感じなかった。今回拡幅により前輪の切れ角を大きく取れたことで、従来のモデルより小回りが利くようになった。そのことで、こうした場面でもより 運転しやすい車となっているに違いない。 営業所に戻り降車の際、シートに腰掛けたまま身体全体を右に回して地面に足を下ろすと、足が無理なく地面に付くことに気付いた。New LEGACYのヒップポイントは、私にちょうど良い高さであるらしい。座面のサイドサポートはそれなりに大きく張り出しているのだが、太股を載せれば無理なく潰れて乗り降りの邪魔にはならなかった。ちなみに私の身長は174cm(股下ですかぁ?80cmってとこです)。 今日の試乗も愉しかったし、LEGACY B4もなかなか良い車であった。あえてひとつ気になった点を挙げれば、ルームミラーに映った後方視界がなんとなく狭く感じること。標準装備のミラーが映す範囲は、どの車も同じであろうから「そんな気がする」だけなのだが…普段はIMPREZA WAGONに300mmの曲面鏡を付けて乗っているせいでもあるだろう。B4のリヤウインドウはかなり傾斜がきつい上、ワイパーアームとハイマウント・ストップランプが視界に入ってきていることも原因と思われた。リヤウイング付ならばさらに辛くなるだろうが、慣れれば問題ないであろう。 2.0iは現在4グレードあるB4のうち最も下のグレードになるのだが、「じゃあ、やっぱり安っぽいのか?」といえば決してそんなことはなく、上位グレードの内装 や全体の作りと比べてもまったく遜色がない。2.0iに搭載されるSOHCエンジンはスバル初の★★★(U-LEV)で環境にも優しいし (9/9発表のLEGACY 3.0RもU-LEV!)、下のグレードなので当然価格も安く、お財布にも優しいし、「4ATで構わない」という人は2.0iで十分でしょ!と言い切ってしまいましょう(^O^)/ まぁ、メーカーとしてはより高い車を買ってくれた方が 「儲けが出る」というのが本音でしょうけどねっ(^^ゞ
発表前から「絶対売れる!」と私は思っていた、New LEGACY。街でなかなか見かけないので随分心配していたが、最近ではチョット走れば何台もすれ違うようになってきた。7月度の販売台数は次のとおり(日本自動車販売協会発表、7月度乗用車車名別販売ランキングによる)。
カローラ、フィット、マーチ、クラウンなどは、企業の営業車、自治体の公用車、タクシーなどの用途も多く、そんな中にほとんどがオーナーカーとなる(しかもスバルの!(失礼(^^ゞ))レガシィが食い込んだことは、スゴいことだと思う。スバルの車作りに対する姿勢、レガシィに対する思い入れ、その完成度の高さが認められたのだ。スバリストの私としても嬉しい(^_^) それにしても…恐るべしTOYOTA(-.-;) スバルも様々な媒体に広告を出している。TV、新聞、折り込みチラシ、雑誌等々。そんな中にラジオCMもあるわけで…FMで流れているLEGACYのCM。そのエンジン始動音が、なんともカッコいいんだよなぁ。今日TOKYO-FM『SUBARU OFF TIME CRUISE』を聴いていて(それもIMPREZAで)、ちょっとウキウキしてしまった。FORESTERのCMもなかなか面白く…ラジオはラジオなりの工夫を凝らしたCMで、結構愉しめます。 (2003.08.31記) |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||